そりゃまあ僕も

20代会社員、男。音楽、カメラ、時事ネタなどの雑記日記です

2019年、買って良かったものを語る

古くからの風習の通り、毎年12月になると「今年一年で買って良かったもの」のを振り返り、ブログで供養しなければならない。
買って良かったものと悪かったものをまとめない人間はその翌年も不毛な散財を続けてしまい、Amazonで中国製のコピー製品を購入して一か月で故障したりする。星1のレビューを書きなぐったあとに、ストアにレビューにクレームを入れられて削除されて、モヤモヤした思いを抱えたまま一生を送ることになる。

私はかしこいのでそんな人生を送りたくない。なので、今年一年、買って良かったものを振り返りたい。

 

 

FILCO Majestouch Convertible 2(メカニカルキーボード)

FILCOのMajestouchは俗に言う高級キーボード。ヨドバシカメラで1万2000円ほどで購入。

 

 


いや、厳密には高級キーボードの中では最弱だが、それでも一般人に値段を言うと普通にひかれる金額のキーボードである。そりゃそうだ。僕もこれを買うまではBUFFALOの2000円のキーボードを使っていた。
しかし、プログラミングを始めたりなんだかんだと自宅でキーボードを触る機会が増えた結果、長時間作業していると指にストレスがかかるようになってきた。これはいけない。キーボードを買わねばならない。というか、キーボード沼というものを一度体感してみたい、と徐々に高級キーボードへの欲求がふつふつと沸き始めたのが昨年末頃である。理由はなんでもよい。要するに欲しいから買ったのだ。

もともとノートパソコンでタイピングを覚えたクチなので、高級キーボードが欲しくなってからも浅いキーストロークの薄型製品を探していた。
当初はlogicoolのKX1000sを検討していたのだが、実物を使ってみるとこれが全然手に馴染まないのである。
ヨドバシカメラの店頭で2時間ほど比較した結果、「Majestouch、この打鍵感で12000円ならめちゃくちゃ安いんじゃね!?」と脳が錯覚を起こしてしまい、気がつけばFILCO Majestouch Convertible 2を購入していた。

ちなみに今年はやたらと趣味性の強いものばかり買っているので、この記事はこんな感じで、ガジェットについて早口で語るオタク気質の文章がこの後も続く。なんでオタクって趣味の話になると早口になるんだろう。お前は俺のスピードについてこれるか?振り落とされないように気をつけるんだな。

さて、このMajestouch Convertible 2の話である。この手の高級キーボードは、我々が日常的に使っている低級キーボードとは違い、メカニカルキーボードと呼ばれる構造が採用されている。
僕もオタクではないので詳しくないのだが、ほかの方式とはキースイッチの接点が異なり、スイッチがひとつひとつ独立した構造を持っている。みんなと一緒に行動するのではなく、独立心が強いタイプのキーボードなのだ。休み時間には一人でトイレに行くし、和気あいあいとした学食でかけうどんを食べたあとに、図書館の隅っこで本を読んでいるタイプのキーボードである。
具体的にメカニカルキーボードであるメリットは詳しくないのだが、各キーボードのスイッチの軽さ・打鍵感に種類があり、自分に合ったスイッチのタイプを選ぶことができる。会社支給のキーボードが草むらから出てくるコラッタならば、Majestouchは御三家で、3種類の中から選べる感じといったところか。全然うまくないな。
まあ実際のところは3種類ではなく、4種類から選ぶことができる。軸の色によって、赤軸、青軸、茶軸、黒軸と別れている。それぞれ打鍵感や静穏性が違っているのだが、僕はヨドバシカメラであれこれと試した結果、赤軸を選んだ。たぶん、水タイプのジムで苦戦するのだろう。

実際、使いやすいの?

ぶっちゃけ、よくわからない。
これまでの人生がずっと薄型キーボードだったので、いまいち使いやすさを確信できていないのが正直なところである。普通のキーボードの高さにどうしても慣れず、当初はタイプミスも多かった。もっとも、タイプミスを矯正するためにこれまでの手癖を治すことで、結果的には便利で使いやすい環境を構築できているのではないかと思っている。スプリングの反発が強いおかげか、指も全然疲れない。おかげで、1つ目のMajestouchで1500文字も使っている。絶対途中でこの記事、書くの飽きるんだろうな。

ちなみに家で高級キーボードを使っていると、会社の低級キーボードが打ちにくくなるのかというと、それがぜんっぜんそんなことがない。普通に使える。全然違和感がないし、不満もない。じゃあなんで、高級キーボードを買ったんだろう。

概ね気に入っているのだが、しいて言えば打鍵音の反響音がやや金属的で耳に刺さることがある点が厄介である。静穏パッドもあるがコストパフォーマンスが悪く感じて結局そのまま使っている。あと、bluetooth機能がついてんだけど全然つかわない。bluetoothいらなくない?

Ergohuman Fit(高級オフィスチェア)

Ergohuman Fitはプログラマーやフリーランサーといった座りっぱなしの人たちにとっては定番の高級オフィスチェア。楽天で75,000円で購入。これもアーロンチェアやオカモトといった魑魅魍魎がはびこる高級チェアの中では最弱ではある。それでも普通の人に言ったらドン引きされる値段だ。

 

 

これも自宅の作業環境を良くしたいと思って買ったものである。作業環境と言っても、ツイッターを見てブヒブヒと笑っているだけではあるのだが。

以前に使っていた椅子は楽天で買った12000円ほどのパソコンデスク用チェアである。当時はギターやDTMがメインの趣味だったので、跳ね上げ肘掛の製品を探していて行き着いたもの。ギターを弾く際に肘掛が邪魔にならず重宝していたのだが、使っているうちにネジが緩んできたりなど少しずつ崩壊をはじめてしまった。壊れかけのものは美しいが、そんなことを言っていても不便なので泣く泣く買い替えを検討し、せっかくならばと候補になったのがこのErgohuman Fitである。

高級オフィスチェアといえばアーロンチェアなどの海外製チェアが真っ先に思い浮かぶだろう。思い浮かびませんか。そうですか、うるせえな、この手のことに関心がある人には真っ先に思い浮かぶんだよ。アーロンチェアは中古も多く出回っているのでうまくいけば予算内で買える可能性もあったが、問題があった。そう、体格である。
僕は日本人の成人男性の平均身長よりも10cmほど身長が低いため、普通のオフィスチェアをうかつに買ってしまうと大変不便である。車の運転席に座りたがる子供のようになってしまう。僕のパソコンデスクはキッザニアではない。

 

そこで目をつけたのがこのErgohuman Fitである。
Ergohuman自体は関家具が輸入代理店を務める台湾のブランド。アーロンなどと比べると割安で、それでいて機能が豊富で座り心地もいいことでじわじわと人気を集めていたらしい。腰のランバーサポート、リクライニング、ヘッドレスト、アームレスト、それぞれが独立で細かく調整できるため、自分の体格にあった状態で座り続けることができる。メッシュの張りもよく、お尻も疲れにくい。
ただ、オリジナルのErgohumanブランドだと、僕の体格だとやや大きいのである。大阪にもいくつか取扱ショールームがあるので試してきたのだが、体格のせいでどうしても腰やヘッドレストの位置に違和感があり、購入に踏み切れなかった。

ああだこうだと探しているうちに見つけたのがこのErgohuman Fitのシリーズ。どうも、日本の特約店の「WORKAHOLIC」という邪悪な名前のお店が独自に扱っているErgohumanのシリーズである。女性や小柄な男性に向けて、通常のシリーズよりもやや仕様を変えて、座りやすい形に調整してある。
これが東京のWORKAHOLIC本店にしかないためぶつくさと文句を言っていたのだが、大阪のレンタル自習室に導入してあった。これが決めてとなり結局購入してしまったのである。

Ergohuman Fitに変えてから、明らかに腰への負担が減ってPCの前での作業が楽になった。ギターも、ちょっと前のほうに座れば全然弾けるし全く問題なし。
これでPC前に座る時間が増えて作業が捗るかと思いきや、PC前に座ってダラダラする時間が増えてしまっただけで、結局何も変わらなかった。人間は環境ではなく、動機で動く生き物である。

 

FUJIFILM X-T3 XF16-80mm レンズキット

3週間前に、3年弱連れ添ったE-M1 MarkIIを質に入れて購入。はい。えーっと、我慢できませんでした。

 

 

まだ、作例も撮れていないけれど、購入前に覚悟していた細かい不満点に目をつむればまさに理想のカメラです。楽しい。本当に楽しい。
案の定、単焦点レンズが欲しくなってきているので、フジフイルムは本当に恐ろしいメーカーだと思いました。


これは延々と語っちゃうのでこのへんで。次。っていうか、買って良かったもの記事って結局高いもの買っちゃいましたセンスある自分えらいえらいですすごいですね~って記事になりがちだよな。なんなんだろうな。もっと特売のジャガイモで感動して1年語れる人間になりたい。器が小さいな。

我慢ができなかったときの記事はこちら↓


Endurance Ext (カメラバッグ)

Endurance Extは写真メディアのstudio9監修のカメラバッグ。普段の荷物もノートPCもカメラもレンズも持ち歩けるカメラマンのランドセルと言ってもいいくらい使い心地のいい最高のカメラバッグである。あまりにも気に入っているので、最近は通勤も全部これである。

 

 

カメラを持ち歩きやすくなったので写真を撮る頻度が増えたのもよかったのだが、普段の荷物を全部これに集約することで、カバンの中身を移し替えて忘れ物をする機会が減った。生きていくのに必要なものが最低限すべて入るのだ。
A4の資料がたっぷり必要なときなどは不便だけれども、間違いなく今年買って良かった。本当に良かった。
X-T3を買ってから最低限の機材で十分になったので、今後はすこし稼働率が減るような気がしなくもないけれど……

っていうか、マジでだんだん飽きてくるな。今年買ってよかったもの、だいたい全部だよ。よかった。生きててよかった。

SAMSUNG SSD 860 EVO 500GB

サムスンのSSD。500GBで7000円。エルゴヒューマンを買うことで錬成した楽天ポイントをぶち込んで買ったので、実質無料である。

 

 

今のPCは8年くらい前に買ったものをあちこちいじりながら使っているものの、メインのHDDが当時のままで恐ろしかったので購入。

当初は上手にデータを移行させるつもりがなかなかうまくいかず・・・結局OSをぶち込んで、必要なものを一から入れ直してセットアップした。なるほど、確かに爆裂に早くなった。
こういう、マイナスからプラスに変える出費って大切なんだけど、なかなか手を出せないし、買ったら日常になってしまうので慣れてしまう。実際、楽天の購入履歴を見るまで買ったことも忘れていた。もっと行動ログを残さねばならない。

ハルヤマのi-shirt

ワークローブは奴隷の鎖自慢。スーツもシャツも時計もすべて鎖である。無駄オブ無駄の極みであり、金をかけるのも時間をかけるのも無駄。本当に嫌い。スーツってなんなんやろ。滅べばええのにな。

 

 


で、本来ならもう買うのも嫌なんだけど、たまたまAmazonでセールをやっていたこのハルヤマのi-shirt、ほんまにいい。
ジャージ素材のようなストレッチ素材で、しわがつかないのでマジでノーアイロン。普通のシャツってノーアイロンを歌っていても、やれ洗い方や干し方に気を使え!みたいな感じでめんどくさいんだけど、ハルヤマのi-shirtはマジでノーアイロン。ほんまに楽。触り心地もひんやりとしていて心地がいいし、めっちゃ楽。
丸めてもほとんど癖がつかないので、出張でもっていくのも楽。セールのときにもっと買っておけばよかった。ちょっとずつ買い足して、普通のシャツを駆逐したい。

 

ひざ掛け電気毛布

これもさっさと買えばよかった。

 

 

パソコンを置いている作業部屋にエアコンが無く冬場は外気と変わらないくらいの温度になってしまうため大変つらい。これまでは電気ストーブに札束を突っ込んで暖を取っていたのだが、これもまたつらかったために購入したのが電気毛布である。

この毛布の上からさらに別の毛布をかければだいたい体が全部あったかくなるので大変幸せ。電気代もストーブより安いしほんまに幸せ。高級キーボードとかいらないんだよ。こういうの、こういうのでいいんだよ。

あと、IKEAのサメにこの毛布をかけると、いい具合のもふもふ感と大きさ、温かさで寂しさが紛れる。IKEAのサメ、いいよね。あと3匹くらい欲しい

 

audio-techinica AT2020(コンデンサーマイク)

アコギをマイク録りしたかったので購入。さすがにサウンドハウスのマイクよりは圧倒的に音がいい。

 

 

去年買ったアコギはやっぱりじんわりと生活の質を上げてくれている。これを良い音で録れればもっといい感じになるのかと思って買ったら、やっぱりいい感じになった。
ただ、別に録り音が良くなっても演奏が良くなるわけではないこともよくわかった。なんか、道具を買うってそういう再認識の繰り返しで、買うこと自体はほんまに無駄だと思う。それでも買うんだけど

 

 

以上。

今年買ってよかったものってだいたい思い出が後半に偏ってしまうけれど、振り返れば年間を通じてバランスよく散財していた年だったと思う。
わりと節制していたつもりだったが、それでも人類はあれこれと余計な物を買ってしまう。高いものも買ったけど、感動できるのは電気毛布だったりするので面白い。


今年は私生活でいろいろあって大変ではあったものの、tonkotutarouとかいう間抜けな名前をぶら下げていろんな人に会えて、おおむね充実した年だったと思う。
出来なかったことができるようになったり、できていたことができなくなったり、時間とスキルが結びつかなくなったり、なんかいろいろと年を取ったと感じることも増えてきたが、それでもだいたい前に進んでいる。前に進むのに足りなければ、こうやって散財して自分の機嫌を保ったりもできる。

来年もこの調子で頑張って散財したい。Xマウントのレンズを増やして、それから来年こそ猫を飼って縁側で毎日猫と昼寝をしながら暮らしたい。
猫と暮らす時間のことを思うと、仕事をしている場合ではない。人生は短い。