DTM用モニタースピーカーに使うインシュレーターを購入した。
インシュレーターとは何か。
これは作業部屋の音質が改善せず、自分のクソミミを呪い、絶望の淵で呪詛を振りまくDTMerがすがるようにモニタースピーカーに取り付ける救いの結晶体ある。
スピーカーと、スタンドの間にインシュレーターを置いて、振動を制御して音をよくしましょう!という理屈のようだ。
オーディオに全く何も興味がない人からみたらぼったくりオカルトグッズに見えるだろう。
特にインシュレーターは10円玉で代用できるのとがわかれば尚更だ。
しかし、実際のところ、スピーカーが共振を起こしまくってるのは事実なので、インシュレーターは断じてオカルトグッズじゃない。
ぼったくりは認めるが。
さて、こちらが僕が買ったAT6098。
意外と小さくて、それでいて見た目のわりに重量感がある。
横から見ると、黒い●の部分が0.5mmほどの凸になっている。
スピーカーとの接地面積を減らすためだろう。
設置した写真がこちら。
スピーカーとレンガの間に4点支持で載せる。
レンガの配置的に3点支持にはできない。
5インチのスピーカーの下に置くと、AT6098の小ささが目立ちますね。
スピーカーに張り付いてるゴムマットがやや沈み込むので、インシュレーターの凸部の恩恵は減ってそう…
少しずつ位置を変えて、変化を見る予定だ。
音は結構はっきりと変わった。
ぼわぼわと回りすぎていた低音が取れて、手で触れるくらい輪郭が出た。
中〜高域部分がブライトで元気になった。
そのぶん音が広がって聞こえてしまって、ボーカルが引っ込んで聞こえてる
ただ、セッティング時にスピーカーの角度が変わってしまったので、これから微調整していけばセンター部分ももっと聞き取りやすくなるとは思う。
ビフォーアフターの波形も録音
スピーカーの角度がズレたので正確に測れてはいない。
ドラムとベースの簡単なテスト音源にて。
↓AT6098設置後
4kHzから上で少し音量が上がっているように見える。
実際の聞こえ方もそんな感じ。
思いのほか効果があるので、興味はあるけど胡散臭いと感じてる人は導入して損は無いと思う。
AT6099というワンランク上のものでも、amazonだと2000円代なので、スピーカーを買い替えるより遥かにお得だ。
audio-technica ハイブリツドインシュレーター 6個1組 AT6099
(そういえばいつの間にかお買い物報告ブログと化している。このブログの意義ってなんだっけ?)