ぼくはギターの教則本を積む傾向がある。
「上手くならないのか!」
「超絶テクニック!」
「○○で覚える音楽理論!」
のような本を積み上げ、かいつまみ、その全てを身につけずにここまで来た者がぼくである。
ハウツー本フェチというか。受験の参考書もたくさん買っていたタチである。
さて、先日初めてkindleで教則本を買った。

6〜5弦ルートのみから卒業! ギター・コード・ボイシング完全攻略! 900以上の“使える"ダイアグラムを掲載! (99トラック収録CD付) (リットーミュージック・ムック)
- 作者: 山口和也
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2015/09/25
- メディア: ムック
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さて、これをkindleパソコン版で開いて、シコシコとギターを弾くわけなんだが、
電子書籍、めっちゃ読みやすい!!!!
紙の教則本には難点が山ほどある。
・開いたままキープできず、ギターを持って読むのが難しい
・ギターを持った時の姿勢で読むのが難しい
・大きくて本棚のスペースをとりやすい
・邪魔。電車の中じゃ読めない。
・なんならCDも邪魔
・次第に手に取るのが面倒くさくなる
もはやクレームレベルの話なんだけど、
真面目に練習しようとするとこれがとにかくストレスになる。
kindle版の良いところは、この難点をだいたいカバーできるところ。
特に、読みたいページをストレス無く開きっぱなしにできるのはかなり大きい。
DTM派としては、PCの画面に表示すれば、PCで練習も解決する。
いちいち本を開かなくていい。サイコーである。
難点は
・文字が小さい
・拡大縮小が必須でやや読みにくい
・マーカーや手書きメモはできない
・ソフトがややモッサリ
などなど。
21.5インチの液晶ならば、見開きと同程度の大きさは確保できるものの、目の位置が気になってしまう。
PDFを読んでるのだと思えば気にならないかもしれない。
これからどんどん電子書籍の教則本に切り替えていきたい僕が、
オススメ教則本をアフィリまくって紹介しよう

パワー・コードから前進! ブルースで覚える大人のコード・ワーク
- 作者: 山口和也
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2016/05/21
- メディア: Kindle版
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冒頭で紹介した山口和也さんが著者。
この方のコード本はとにかく分かりやすくてめちゃくちゃオススメです。
僕は音楽理論が弱かったが、この本を使うようになってからずいぶん苦手意識が減った。
セブンスやテンションコードの基礎の基礎すら知らないクルクルパーだったので、すごく参考になった。
紙で持ってるけど、電子書籍でも買いたいくらいオススメ。
僕が知る限り一番楽しい基礎トレ本。
最近は流行ってきたみたいですね。
ジャズのコード進行に合わせて8分音符をひたすら追いかけるだけ。ただし、その間一切の休符はなし。
コケないように糸を辿るように弾いていくのが楽しくて仕方ない。
バッキングトラックに合わせる必要がなく、クリックひとつで練習できるのもいい。
これは大判なので、紙の書籍も見開きで使いやすい。
本当はまだまだたくさん紹介したいけど、
あんまりkindleを見てると僕が欲しくなりそうだから

地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ 反逆の入隊編 (ギター・マガジン)
- 作者: 小林信一
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2015/02/06
- メディア: Kindle版
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一冊は持っておきたい地獄本。
僕は未だに最終フレーズが弾けない。
テクニック本と思いきや、「なぜそのフレーズが成り立つのか」という理論の部分も踏み込んでることが多い。
時々復習すると新たな発見がある。
以上、他にもkindle化してるだろうけど、あまり調べると僕が欲しくなるからやめとこうと思う……
よかったらぜひ。