kindleセールで素晴らしい本に出会ってしまった。
すでに多くの人がネタにしている。安かったからね。
そしてただ安かっただけでない。内容と値段がかみ合わない。この内容にあの価格は安すぎる。
そのくらい、すんばらしい本である。
では、どんな内容なのだろうか?
一言にまとめると、
「あなたの話はなぜ通じないのか?」
である。ハァ?
つまり、このタイトルの構造が、本の主張を指す。
即ち、
「自分と他人・社会の間に"問い"を発見すること」、これがコミュニケーションの要であるとのことだ。
この問いをいかに広げていくのか?
また自分の提案した問いを筋道立てる方法
その優先順位、どんな目線で言うのか?
などなど、この本では「問いを持つこと」から一気に話が広がっていく。
適切な問いが適切な答えを導き出していく。
そこに一貫した筆者の明快な論理にはただ圧倒されるばかりで、僕のようなコミュニケーション不全には耳が痛いばかりである。
非常に面白いからこそ、耳が痛い。
早く読み終えたいのに
なかなか読み終えることができず、ヒイヒイ泣いている。
いい本ですよ、ほんと。
僕も読み終えてたら単純明快わかりやすいレビューが書けるんだけどなー。
読了者は腕を組み首を振って頷き、未読者はamazonを開き注文ボタンを連打する、
きっと僕もそんな伝わる揺さぶる儲かる文章が書けたに違いない。
残念ながら読み終えてないからなー。ほんと。頑張らなきゃなー